hometown fairground
hometown fairground of the spotless mind
RELEASE INTERVIEW
w. Toshi / Two layers of paint
KameyamA / DEAD FISH BOYS
おばんです!この前文を考えている時にふと思ったんですが、歳をとればとるほど尊敬出来る人に年下が増えてきますね。年下というか、年齢とか立場が関係なくなってくる。過去の自分と比べてしまうところもあるんでしょうけど。いやークソ野郎でよかった(冗談です)
若い世代の考え方に触れた時の「行儀良いなー」って見方がだんだん「洗練されている」って感覚に変化していった。
情報の発達によって、踊らされて破滅する人もいれば、自分に合うものや反面教師になるものを選択して、最短距離で突っ走ろうとしている人もいて、俺がカッコいいと思う若者はみんな後者。
俺らとかもっと上の世代の人でも、そこから学んで柔軟になっていく場面がメッチャあると思うんだよな。この狭いコミュニティの中でもそういう変化があるんだから、他のところでもそういう影響って出ているんじゃないのかな?と勝手に想像したりしてるんですがどうなんでしょうかね。そろそろ「記憶にございません」って開き直る大人が絶滅する流れにならないですかね。「そんなわけねーだろ」って、誰もが「ああはなりたくない」って思う世の中になればいいですよね。お陰様でもうなってるのかな?笑
肩書持ったオッサンがゴチャゴチャ難しい言葉並べてややこしくしてるけど戦争起こす理由なんて小学生レベルの発想だってもう大体の人が気づいているんだから。
おっと、話が逸れました。。
今回インタビューしたhometown fairgroundは結成から1年経っていないけど、精力的にライブしながら毎回新しい曲やってるんじゃないか?って思うほどの作曲ペース・自主企画・共同企画・サブスク配信と、けっこうなスピードで突っ走っているんですよね。
そんな二十歳の若者が冒頭で言った洗練されている??のか?はたまた疲れ切っているだけなのか・・・どうなのか読んでみてください。笑
めっちゃイイやつらでした。
では、どうぞ!!!
Toshi(以下~T):久々過ぎて緊張するなー(笑)まずは自己紹介からお願いします!1人ずつパート、お名前を!
ネオ(以下~ネ):ギターボーカルのマツウラネオです。よろしくお願いしまーす!横の2人がベースのユウシとドラムのコウタ。苗字は2人とも佐藤です。
ユウシ(以下~Y):ベースのサトウユウシです。宜しくお願いします!
コウタ(以下~コ):ドラムのサトウコウタです。お願いします。
T:2人とも佐藤!
亀山(以下~亀):宜しくお願いします!
ユウシ.Ba コウタ.Dr ネオ.Vo,Gu
ーー結成の経緯は?
ネ:去年の1月に俺とユウシが前にやっていたバンド「CULT GRASS STARS」が解散になって。そのバンド用で作っていた曲が滅茶苦茶残っていて。なので早く新しいバンドやりたくて。で、ドラム探しは紆余曲折ありまして6月にコウタ誘ってスタジオ入ったのが始まりでした。
亀:ん?去年の6月?ほやほや(生まれたての意味で)だねー!あれ?でも、すぐライブ企画してたよね???
T:凄いよね!「マジで?」って感じだった!
ネ:結成の話に戻りますが、コウタは高校の時の同級生で。
T:根室?
ネ:根室は高校が1つしかなくて出会ってって感じで。高校の時もコウタと何かやったりしていたんですけど。新バンドを結成するにあたって俺が作る曲を叩けるのか?っていうのがイマイチわからなかったんですよね。
T:コウタ君は今までバンドとかやった事なかったの?
コ:そうですね。オリジナルバンドやった事なかったですね。それで話もらって「じゃあ」って(笑)
T:初めてって感じ全然しないね!こう表現したいなとかイメージあったの?
コ:NOT WONKの存在を知って、めちゃめちゃカッコ良くて。その雰囲気を目指しながらネオの作った曲を叩いている感じです。
T:アキム君(NOT WONKのドラム)の影響があるんだね。
コ:影響は受けてますね。
亀、T:おぉぉー!
T:そうなんだ!話は変わるけどボーカルのネオ君は何で自分で唄ってやろうって思ったの?(前身バンドではネオ君ドラムを担当してました。)
ネ:前のバンドの時も曲作りしてて、ボーカルパートの部分も作ってました。
亀:ギターのパートも作ってるって事???
ネ:そうです。
T:ネオ君はマルチだよね(驚)前のバンドが解散した時、ベースのユウシ君とは一緒に続けて結成しようって思ってたの?
Y:前身バンドは解散しましたけど、新バンドも最初から一緒にやる感じだったのかもしれないですね。
ネ:元々俺とユウシは前身バンドで「まだまだやりまっせ!」と思っていたんですけどね(笑)勢い的にユウシが、まだまだバンドのやる気が落ちてなかったので2人でバンド一緒に出来そうだなーって。
亀:ex,ドラムだもんね,,,,,(意味不明)
T:ネオ君はPEACE OUTでもドラムで活躍中だよ!
亀:ドラムとギター、どっちが好きなの???(笑)
一同:(笑)
ネ:どちらかというとギターなんすよ(笑)ドラムも好きなんですけどー。
亀:でもアレだよね。hometown fairgroundではギターボーカルだもんね。そりゃそうだよね(苦笑)➝当たり前の事聞いてすみませんでした!謝
一同:(笑)
T:ギターボーカルやる!ってなって最初めちゃくちゃ大変じゃなかった?
ネ:全然声出ない。高い声が出ないなって思って。前のバンドのボーカルだったレイジは結構高い声出てたんで。その感じで曲作ってたら声出なくて。最近ライブハウスで演奏した時も全然声が通らない事に気づいて、なるべくそういうの避けてるんです。
T:ネオくんはカポを3フレットに付けてキーは低めで唄ってるイメージあったけど、そうなんだねぇ。
ーーサブスク配信おめでとうございます
一同:ありがとうございまーす!喜
T:今回サブスクでのリリースなんだけど、何でフィジカルじゃなくてサブスクでのリリースを選んだの?時代とか世代もあると思うんだけど。
ネ:とにかくお金が無かったんですよね(笑)
T:なるほどね(笑)今ライブも出来ないし売りづらいっていうのもあるのかな?
ネ:フィジカルでの憧れはThe sleeping aides and razorbladesが全フォーマットに近いぐらい色々出してるじゃないですか?
T:そうだね!
ネ:そこにめっちゃ憧れて7インチで出したいなっていうのはあったんですが。でも、まずそれよりもお金も無いし、知ってもらわないといけないしと思って。今で考えるとサブスクの方が確実に聴いてもらえるのかなって。フィジカルで買ったら全部聴いてもらえたりするんですけど、サブスクだったら少しでも気軽に聴いてもらえる。その違いかなって。
T:先ずは知ってほしいって事もあるよね。自分達の自信のある曲を。
亀:サブスクでのリリースだったけど、そもそも媒体としてCDって普段聴いてる?物心ついた時には既にApple Musicがあったわけでしょ?
T:CDコンポとか持ってる???
一同:持ってないですね~。
T:プレイヤーとかは?
ネ:持ってる人は持っていますね。自分は持っているけど、ほとんどiPhoneで聴いてますね。
亀:サブスク便利だもんね。
ネ:気軽に自分の気になってる音楽聴けるっていうのがあるので。
T:でもバンド的にはフィジカルで音源作りたい?CD持ってる世代の人にも届けたいとも思う???
ネ:俺はCDで出したいとは最近思わないですね。サブスクあるのでCDはCDでしか聴けないものしか買わないですね。今回サブスクとバンドキャンプで音源公開したら、海外から反応ありまして。まだ、どうなるかわかりませんけど。
T:凄いね!
ーーレコーディングは、どうやって録音しましたか?
ネ:レコーディングいつだっけ?
Y:あれはね~(思い出してる)覚えてない(笑)でも初自主企画が終わってからだから11月後半とかですね~録ったのは。
T:結成からそこまでの期間で曲作るペース早くない??!(笑)
亀:(笑)でもライブやるにあたって曲が既にあった訳だから録音は出来るんじゃないの?
ネ:そうですねー1曲目の「the spotless mind」はCULTの時からあった曲で。2曲目の「hands」って曲があるんですけど、PIGSTYで初めて自主企画をやるにあたって、その為に作りたいって思った曲で。案外イイ感じになりました。出来てすぐレコーディングしました。
T:誰に録ってもらったの?
ネ:明るい赤ちゃんのキーボード児玉くんに録ってもらいました。元々専門学校のレコーディング科に通ってたみたいで。明るい赤ちゃんのレコーディングも児玉くんがやってたので頼みました。同世代なのでワガママ言えるっていうか。レコーディングの雰囲気も良いんですよ。
T:関係性も大事だよねー。イメージ伝いやすかったり要求出しやすかったりするしね。
ネ:しかも俺らを普段から見ててくれてるので、大体の質感をわかってくれていて。
亀:話早そうだね!
ネ:マグナム(スタジオ)でマイク立てて録ったんですよ。
亀:何本ぐらいマイク立てたら今作みたいな音源になるの???
コ:結構あったよね?
Y:ベーアンは1個とDI、ギターアンプ2台で2個。
ネ:マーシャルとツインリバーブ使って。ドラム何本ぐらい立ててたっけ???8本?
T:12チャンネルぐらい?で録ったんだ。話変わるけどhometown fairgroundの曲が出来るまでにはどういう過程あるの?弾き語りから???
Y:スタジオに入ってネオの弾き語り(原型)を俺とコウタで後々フレーズ考えてって作っていくって感じですかね。
ネ:割とバンドイメージを膨らませながら、弾き語り作って。構成とかは出来た状態で2人に聴かせて。その後スタジオで話し合ってみたいな。
T:自分の色を出すための工夫や拘りはある?
Y:特に考えてないです。その場での即興で、また考えてとかが多いですね。スタジオで合わせて良いなって思ったのは採用して、でもめちゃめちゃ考える時もあるんですよねー。基本は即興で考えてです。
ネ:ギターで使ってるコードとかもコードブックに載ってないようなコードが多いので、ギターのどの音に合わせるかはユウシに任せていたり、たまに言ったりしてます。
コ:ギターのフレーズをまず覚えて「ココで止まるんだろうな?」とか「ここキメだな」とか頭に入れてからスタジオで合わせて。3人で合わせた時の音を録音しといて後で「こっちの方が良いな」とかやってます。
ーーどんな事を唄っていますか?
T:歌詞はネオ君?
ネ:自分の事が多いですね。
亀:自問自答系?
ネ:学生で辞めてフリーターになって、辞めて今フリーターみたいな感じなんですけど。色々外出てみても自分は日陰の人間なんだなーっていう歌詞とか。2曲目の「hands」って曲は色々求め過ぎてるなーって曲で。結局自分の半径何メートルの事を気にしないと駄目じゃね?とか思ったりもするんですよね。最近でいうと曲の歌詞は今までちょくちょくあった同世代とか年上の人とかへのイライラを…(笑)
T:結構攻撃的な歌詞も???(笑)
ネ:攻撃的な歌詞もあるんですよね。英歌詞のズルい所、パッと聴いただけじゃわからないっていう。
ネ:最近のバンドシーンを見ていて「いや、それもう曲聴かず、ヴィジュアルで見てんじゃん!」みたいな。外面でしか見てなくて「本当に伝えたい事とか全然聴こうとしてないじゃん!」みたいなのを曲にしてます。
T:ユーモアというより皮肉?
ネ:皮肉、嫌味ばっかりですね最近は、、、(苦笑)
T:これは勝手な予想だけど、たぶん負けず嫌いでしょ?(笑)でも表には出さないっていうか、それ見返したかったら自分の行動で示したいけど、行動にするのに時間がかかるからモヤモヤしたりとか?
ネ:そうですねー。
亀:でもTwitterとかあるから発散しやすいんじゃないの?
T:逆に溜め込みやすくなっちゃうんじゃない?考えなくてもいい事で溜め込んだりしちゃうかもね。SNSあると。今の世代は特にそうじゃない?俺らの時と違って。
ネ:人に見られてる感触がやっぱりドンドン強くなってきますよね。
亀:んー居心地は良くないか、、、(笑)
T:負けたくないって感じは、なんとなくあるでしょ?
ネ:ホントに~。
亀:何に?誰に負けたくないの???
ネ:僕の場合だと明るい赤ちゃん(バンド)で、そういうのが。お互いそうなんですけど。大好きで大好きで頭の中で流れるバンドなんですけど明るい赤ちゃん。より近くにいる事で、学生の時の友達感覚で「新曲出来たから聴いて」みたいな感じで。ボーカルの真音君とは。あっ向こうまた違う新曲作ってきたな、とか(笑)たぶん、なんですけどお互い思ってるんですよ。たぶん、ですけど(笑)だから僕は向こう側が新曲作ってきたのをライブハウスで見た帰りは、もう悔しくて悔しくて(笑)
T:あーいう事やってるのか!とか、自分もやりてーな!とか、違うところでビックリさせたい!とかあるよね!
ネ:僕に持ってないモノを彼らは持っていて、そこで新しいアプローチをしていると時に、「俺、まだ新しい事やれてるのかなぁー」な事を思ったりはします。
亀:いつ出会ったの?その”明るい赤ちゃん”とは?
ネ:2017年に苫小牧で前のバンドの時、ライブ一緒にやって。その時は何も無かったんですけど、その後、俺が個人的に”明るい赤ちゃん”を観に行ったりして。
亀:気になる存在?
ネ:その当時は今ほどではないんですけど。
Y:2020年一緒にライブ企画したんですよ、moleで。それで初めて対バンっていう形になって。そこから仲良くなったみたいな事も無くて~自分はベースのコウヘイ(明るい赤ちゃん)と仲良くて、ずっと遊んでて。今こんな感じです。みたいな(笑)
T:なんで「一緒にイベントやろう」ってなったの?コロナとかも関係あった?
ネ:そもそも2020年の段階では、実際には話さないけどSNSで会話してたような事もあって。それで企画を打ちたいって話を聞いて、俺らも企画打ちたいなーどうかなーって「じゃあ、何か一緒にやってみない?」ってのが始まりだったんですけど。ユウシとコウヘイちゃんが仲良くなって。ライブ以外の部分で。次第に「明るい赤ちゃんのライブ観に行くか~」みたいな感じになって。次第に何回も観るようになると「あれ?こんなにカッコ良かったっけ?」ってなって(笑)
T:バンドの成長を目の当たりにしたんだね(笑)
ーー昨年、自主企画をPIGSTYで行いましたね?
ネ:Hometown fairgroundは「PIGSTYでライブをする」という事に凄く意義を感じていて。
亀:何かSNSで告知とか見てたけど、そんな雰囲気感じ取ったよね(驚)
ネ:このバンドでPIGで自主企画っていうのが、自分の中でちゃんと理由があって。
亀:その理由は?どんな感じで生まれて(産まれて?)くるの???
ネ:俺がCULT GRASS STARS始めて、ライブハウス行くようになって。
亀:ライブハウス行き始めたのは、いつ頃ぐらいから???
ネ:バンド始める前だと2015年なんで7年前?ぐらいですね。
T:札幌出てきて?
ネ:いや根室で、中学生だったんですよ。その時。
T、亀:え???(笑)(笑)(笑)
T:あれ?今いくつだっけ???(笑)
ネ:みんな20歳です。
T:マジか(笑)って事は2001年生まれ???(驚)アレ???ごめん、俺23~24歳ぐらいだと思ってた(笑)(笑)
亀:俺も年齢それぐらいだと思ってた(笑)
T:自分が20歳の時に同世代にこんな音楽やってるやつ近くにいたら自信なくなるから近づかなかったかもな(笑)
ネ:札幌で最初にライブを見たライブハウスがPIGSTYだったんですよねぇ(遠い記憶を思い出す感じで)その前が中学生の時、根室でメロディックパンクのイベント観に行って。その時にTwo layers of paintを観てるんですよ。
T:苦笑、アレだよね?MAPPYがめっちゃくちゃスゲーライブしてた時だよね???ミツルくんがギター破壊して(笑)
ネ:そうですそうです!その時に「なんか面白い!」ってなったんですよねぇ。
T:PIGSTYで初めて観たライブはMAPPYの企画?
ネ:いやークリオカワークス2のイベントで!
T:懐かしいTAGNUTSの栗ちゃんのレーベル!
ネ:中学生だったんで。その時まだ怖かったですよ、ライブハウスが(笑)知らない人しかいないし。
T:まあまあ、そうだよね。最初はねー。
亀:(含み笑いしながら)、、、まともな人間もいないしね(笑)
一同:爆笑
T:パッと見???(笑)
ネ:でも、めちゃくちゃみんな優しくて(笑)
T:そうそう!そうだよね!
ネ:次第に気持ちも落ち着いていって、みんなカッコイイし、みたいな感じを凄い想って。そこでバンドってこんな感じなんだとか。
T:居心地の良さみたいなものを感じた?
ネ:めちゃめちゃ感じましたね。バンドの人ってこんな優しいんだ、とか。それから何年か、頻繁にではないけどPIGに行って。段々、話せる人も少しずつ増えて行って。実際CULT GRASS STARSを始めて、観てもらったりして。色々な人からアドバイスをPIGSTYにいる人からもらったりして。
T,亀:へぇ~(驚)
T:PIGからもらってるんだね。
ネ:そうなんですよ。他のライブハウスで会った人でアドバイスもらった時に、何か駄目って言いたいんだろうなっていう雰囲気出てて,,,,。っていうのも過去にあったんですけど。PIGにいる人って僕らの人間性を見てくれてるとか、バンドで観た印象とかを含めて考えて喋ってくれてて。すごい演奏していて気持ちいいし、札幌に住んでいなかった時は憧れみたいなものも強かったですね。
亀:カウンターアクションは???
ネ:CULTの時にギリギリ配信ライブで出演したぐらいで。全然行けてなかったですね。
T、亀:そっかぁー(驚)
ネ:アレが最後になると思ってなかったです。
亀:誰しもが思ってなかったと思うよ。
ネ:というのもあって「恩返し」とまで言うと烏滸がましいので言いたくないのですが、やっぱり「PIGSTYが好きだから」という気持ちと「自分らがPIGで企画したら良いっていうバンド」を集めて1回PIGでライブするのを「みんな観て!楽しさ味わって!」というのがあって。今回11月に企画を打った感じです。
T:スゲーね。こうやって新しい世代の人が想い入れを持ってくれている。じゃあ、これからもタイミングあればココでまたライブ企画する感じ?
ネ:Anthology three chordってバンドが自分の企画にこの前出てくれたですけど、2019年5月にあったMAPPYの「BOKOSUKA WARS」ってイベントに出てて。
亀:橋詰君(discharminng man)ギター弾いてたよね!
T:この前(去年11月のhometown fairground企画)の時も弾いてたよ!
ネ:Anthology three chordからLIKE(釧路)の流れが完璧過ぎて!その日の印象がめちゃめちゃ残ってますねー!もし自分達が企画する時は絶対出て欲しいってのは想ってたんですよね。LIKEも誘ってたんですよね実は。でもタイミング合わなくて。メールしながら最後の最後で「MAPPYはスプリット(音源)出すの待ってます」って(笑)
T:LIKEがいつ迄経っても曲作らなくて進まないっていうね(笑)
ーーどんな音楽が好きですか?
Y:54-71
T、亀:え???(笑)
T:やっぱりベースかっこいい曲好き???
Y:そうですねぇー、ちょっとおかしくて変な事してるけどカッコイイ。最近コレしか聴いてなかったですね。フレーズもいい所に落とすけどカッコイイみたいなっていうのはありますね。頭に残ってるていうか。
T:元々ベースはいつ頃から始めたの?
Y:中学2年からですね。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTとか。
T:結構渋いところいくんだねぇー(笑)
ネ:最初ミッシェルのコピバンとかやりましたね(笑)
T:解散した時ってまだ生まれてない???
ネ:まだ2歳ぐらいでしたね(笑)
T:ユウシ君なんでベースだったの?
Y:父さんが楽器1万円ぐらいの安いの買ってくれて、そこからですね。邦楽ばっかり聴いてた時、CULT 始めて、旭川でNOT WONKと対バンして。凄いって思いましたね。それでNOT WONKとその周りの音楽を聴いて今に至りますね。
T:そこから54−71などにも行きつつ?好きなベーシストはいる?
Y:そうですね、フジさん(NOT WONK)好きですね。
T:コウタ君は???
コ:自分は最近tricotにハマってて。tricotって何でこんな急にテンポ変わるんだろ?とか何でこんなフレーズ入れるんだろ?とか。一番新しい音源良くて。それから昔のアルバム遡って聴いたりしてました。
T:なんでドラム始めようと思ったの?いつから?
コ:中学の時、吹奏楽でドラム始めて~ROCKのコピバンすることになった一番最初がナンバガなんですよね。すぐカッケーってなりました。
T:うわっ(笑)やっぱり良い音楽に影響受けてるんだねぇ~。ナンバガとか、ユウシくんのミッシェルとか、唯一無二のロックバンドから1回ドカンと影響受けてからなんだね。
コ:高校生の時、誘われてナンバガやるってなって初めて聴いてって感じでした。専門学校入ったら周りにNOT WONK勧められて。ライブも去年よく観に行きました。ライブ観ながらどんな風に叩いてるか研究したり。
T:ネオ君は?
ネ:NOT WONKはCULTの時からずっと好きなのですが、海外のバンドでいうとRADIOHEAD~みたいな事が何とか出来ないか?みたいな事を考えたりしますね。それこそ去年とか一昨年とかは、暗めの海外のシンガーソングライターしか聴けないっていう時期で(苦笑)あとDeath Cab For Cutieはメロディーラインが滅茶苦茶影響受けてるんじゃないかな?って自分では思いますね。泣きメロめっちゃ好きで!
T:なるほど。素材だけ見てたらそこだったりするんだ?その弾き語りからみんなの色が混ざってあの感じになるのがバンドの個性だよね。
ネ:今までMAPPY観たりPEACE OUTでドラム叩いてたりしてる時にメロディーで本当に泣きそうになる瞬間が多々あるんですよ。で、めっちゃ明るいんだけど悲しいメロディー好きなんだなーっていうのがあります。それが自分の音楽にも出てるんじゃないかなーって思います。
T:暗いんだけど、なんて言うんだろ前に進んでるっていう感じもするのかな。
ネ:あっそこ!そうなんです。暗い感じになってるんですけど、まだちょっと希望あるんじゃないかな?っていうパッケージには全部の曲したくて。
T:その感じ出てるよね!
ネ:サブスクで出してる2曲目とかは、マイナー調のコードとか使って最後の最後でメジャーのCで終わるみたいな(笑)出ましたね!
T:2人から見てネオ君でどういう人?どういう人って雑な聞き方しちゃったけど!
Y:ん~、、、暗いなとは思いますけどね(笑)
一同:爆笑
Y:元気な時もありますけど、元気な中に「暗い」は、ありますね(笑)
T:弾き語りで送られてくる曲を聴いた時、暗いな~と思った時あるの?(笑)
Y:そうですね(笑)
一同:(笑)(笑)(笑)
Y:思うんですが、それこそメロを大事にしてるので、メロ良いしバンドで入ると明るく聴こえるっていうのもあるんですよね。ドラムとかベースが入ると聴こえ方変わるなって思いますね。
ネ:最近作った曲、手応えあったのでノリでIs Survived Byのかんた君に送ったら、unwoundとか、それこそFUGAZIみたいなバンドなんですけど、っていう「感じ」あるね。みたいな。
一同:あぁー(なるほど!)
ネ:綺麗なコード使って、でもちょっとした気持ち悪さあるんですけど、気持ち悪くはないっていうのはベースとドラムのおかげかなっていうのは滅茶苦茶感じてます。
ーーバンドサウンドで"こだわってる、意識してる"ところは?
ネ:迫力つけたいので、結果的に音デカくなったりします。耳痛くない爆音というか。そこは意識してます。
T:機材は?
Y:ベースはSANS AMP使って、OVER DRIVE、FUZZ、FUZZでREVERB、MODULATOIN(VIBRATO)とSUSTAINER。
T:ベースにVIBRATOかけると気持ちいいよねー!音に膜張るというか!
T:ドラムは?
コ:あんまり自分機材詳しくないんですけど、ネオからシンバル借りてます。
ネ:とにかくデカいクラッシュ貸してるんですけど(笑)
T:(笑)はいはい!
ネ:それが大きいですね!やっぱりドラムを音デカく叩いてほしいっていうか、バンドはリズム隊デカかったもん勝ちだと思ってて。ベースもドラムもデカくしてる理由です。
T:ネオ君は?
ネ:音小さくする為のBLUES DRIVERとDISTORTOIN、FUZZ、何かの時に使うブースターみたいなのと、DELAY、REVERB、REVERBですかね。
T:ブルースドライバー、田渕ひさ子さんみたいな使い方してるの???
ネ:アンプで鳴らした時レンジ広すぎて、超ギターうるさいって思うんですよ。それがBLUES DRIVERで音量チョット下げるとゲインゼロでトーン普通だと音締まって、OVER DRIVEの効きがめっちゃ良くなるっていうみたいな。あとBIG MUFF(音)がデカくなるっていう(笑)
ーー今後、やりたい事ありますか?
コ:音源をレコーディングして沢山作ってライブやりたいなっていうのはありますね。個人的には音楽を生活の中にずっと入れておきたいので、ずっと音楽出来ればって思います。
Y:色んな人がこのバンドを知ってくれたら良いなっていうのはありますね。音楽好きな人に聴いてもらいたいですね。年齢とか関係なく。
ネ:東京でライブしたいですね。BREAK A SCHOOL出たいっすね!
T:目線がパンク寄りなんだよね(笑)PIGSTYから影響受けた部分もあるのかもしれないけど。
コ:僕個人としてとにかく色々な場所でライブして経験を積みたいですね。それこそ色々な人の音楽を聴いて、しっかり身につけたいなと思って。
亀:いやー良い、、、。百点満点の回答をいただいちゃったね!一番大事な事を!僕たちが忘れかけていた(笑)
T:どこまでイケメンなんだよ!(笑)でもそれを素で言えるのが凄い!
ネ:俺とユウシは擦れてるので、今凄くバランス良いです(笑)
一同:(笑)
ネ:話は戻りますけど、本当に違う環境でライブがしたいです。どうしても札幌だと札幌の空気があるので。違う場所でライブした時にどうなるのか、滅茶苦茶気になってます。あと色々な媒体で音源作りたいですね。これは完全にTHE SAAR影響ですけど(笑)自分が今まで見てきて面白いと思ったモノが、このバンドでも出来たら良いなってすごい思います。
2022/2/24@PIGSTY