BIG BIG BITE タカハシカズキ

INTERVIEW

 

BIG BIG BITE.HAPPENING STYLE.BEAUTiFUL

 

w.Toshi (Two layers of paint)

KameyamA (DEADFISHBOYS)

 

札幌では珍しいクソ暑い夏に突入。街を歩けば迫り来るパイスラの嵐

亀ちゃんに「パイスラってなんだ?」って聞かれたんだけど、みんな知ってるよね?パイズリぐらいメジャーだよね?

このサイト始めて半年で第3回目・・・もうちょい頑張りますかね!

今回のインタビューはBIG BIG BITEオーナーのゲスくんことタカハシくん!このコーヒー飲みながらこっち見てる写真。彼のキャラが表れていてお気に入りです。 亀ちゃんと2人でよく話してたのが「同年代でこんな面白いヤツいたのになんで今まで出会わなかったんだ?」っていう

今回はオレが体調悪くてダウンしてしまい、欠席。まさかのLINEスピーカーホンで会話!笑

亀ちゃんとタカハシくん中心の会話でお楽しみ下さい。 まぁ・・・全っ然問題なさそうでしたね!笑

 

では、どうぞ!

 

ーーそもそも何でレーベル始めようと思ったの?きっかけは?

 

タ:HAPPENING STYLEの音源を出したいなぁーって思ったんだけど。どうやって出すかなーって考えてて。

亀:悩むよね。

タ:あーいう音楽だし誘ってくれるレーベルもなかったし。自分らから売り込むほど、その時、自信もなかったっていうか。

亀:他のレーベルから出してもらうって感じじゃなかったの?

タ:うーん。例えばデモとか作って色んなレーベル送りまくって、とかね。やっても良かったんだけど、それやるなら自分らで作って自主で出すか!自主で出すならレーベル作ってそこから出せばいいんだって思って。

亀:あぁーなるほどね!

タ:一年が始まる時に必ず目標を立ててるんだけど、その中に「レーベルをやる」っていうのが、何故かその年あって。

亀:何故かあって!笑 はいはい笑

タ:それをその時何故立てたか?ってのは覚えてないんだけど。

一同:爆笑

T:でもここ何年かの話だよね?(レーベル始めたのが)

タ:2年前だね。2年前のマンモス2015に「FLYING V.A」を出してそっからスタートだね。

 

 

 

 

BBB-2 HAPPENING STYLE「METROPICALISMO」~狂気と奇天烈なサウンド。レーベルオーナーでさえジャンルがよくわからないという札幌の個性的集団。the hatchのボーカル「ミドリ」水玉さがしのドラム「ボブ」が在籍。BBB-1 「FLYING V.A」レーベル第一弾となる作品。「CDが空を飛ぶ」という、その仕様から札幌や全国のリスナーを驚かせる。

 

 

タ:それでHAPPENING STYLE出すのを目標にしてたんだけど、レーベルから出す一発目って「オムニバス」がいいなと思って。それで「FLYING V.A」を作ることにしたんだよね。

亀:なるほどねー!たしかに濃厚な面子入ってるよね?笑

タ:「FLYING V.A」に関しては、ホント勢いで入れたいバンドに声かけた感じだったから。

T:勢いで変わった媒体になっちゃったよね?

亀:笑

T:ダンボールにめちゃめちゃ手間かかってるわけでしょ?

タ:めっちゃ大変これ!笑 ダンボールの業者ともやり取りしたし。

亀:CD付けて飛ばしたいんですよねー。とか言ったんでしょ?笑

タ:実際、普通のプラケースで作るのと同じか、それ以上費用かかってるからね。結局は笑

一同:爆笑

T:第一弾だから気合入ってたのもあるよね。熱意的に!

タ:やるからには何か面白い物にしたいなって思ってて。「FLYING V.A」は、、、。まずー名前かな。笑

亀:だよねー笑笑笑「マジか!凄いのきた!!」って思った。フライングVにA付けちゃったよって笑

T:これって誰か似たようなことやっててそれを参考にしたの?

タ:「FLYING V.A」の仕様自体は自分で考えたんだけど、特殊パッケージって結構レスザンから影響受けてるよね。U.G MANが夜になったら光る蓄光ジャケットとか笑

亀:笑笑笑 凄いねそれ!

T:へぇー!

タ:なんかね。普通じゃねぇーなっていう。

亀:リミエキが耳栓にダウンロードコードつけたりしてたよね?

T:輪ゴムで止めてるやつなかった?

タ:そうそうそう!ポスターが入らなくて輪ゴムで止めたってやつね。

亀:あれ凄かったよねー力技!笑

T:あれウケたねー!

 

 

 

 

Limited Express(has gone?) 耳栓と楽曲のダウンロードコードがセットになっている作品。そして噂のCD~Limited Express(has gone?) x2MUCH CREW「CHAMPURU OF DOOM」

 

 

タ:レスザン(lessthanTV)からの影響はデカイね。谷口さんに面白がってもらうというか、レスザンより面白いアイディアを出してやる!ってのが常にあるね。

亀:目標というか?谷口さんをギャフンと言わせる~?

タ:ギャフンと言わせたら勝ち!みたいな笑

亀:笑

タ:谷口さんとは札幌で何度か共演させてもらって、色々話したこともあって。それで「東京でライブやることあったら言ってね」って言ってくれて。そして次の年、東京に呼んでくれて。

亀:それカラーミー?(ColorMeBloodRedの略称)

タ:そう。2014年9月に行われた「ぐるぐる回る」

亀:あれ、すげーカオスだよね?笑

タ:最高だよね?

亀:アメリカかと思ったもん。映像観て。笑

タ:俺も顔引きつっててさー。

亀:余裕なくて?笑

タ:余裕なくて。

亀:爆笑

タ:酒呑んでないのに顔真っ赤だったもん。曲の途中で「イエーイ」みたいのやってるんだけど、俺がすごいダサくて。笑

一同:爆笑

 

 

 

 

札幌パワーバイオレンス!BIG BIG BITEレーベルオーナーであるタカハシくんがギターで在籍していた「ColorMeBloodRed」ex.cowpersの小森氏もドラムで在籍!ライブも圧巻!!惜しくも2016年解散。

 

 

タ:まあ、そっからだねぇ。谷口さんとは。レーベルの仕組みを教えてもらったわけじゃないんだけど、一緒に谷口家と行動してたらレスザンと自然に絡むわけだから。あぁーこういう風にやってるんだ!とかね。

T:今のBIGBIGBITEの基礎になってそうだね!

タ:そうだねー。レーベルもそうだし、自主企画にも影響は受けてるよね。

 

 

ーーBIGBIGBITEの名前の由来って何なの?

 

 

タ:名前の由来はねぇー、谷口共鳴くん(チーターズマニア)がつけたんだよね。(さらっと)

一同:ええええええぇぇぇぇぇーーーーーー!驚

亀:そうなのー?????!

タ:そう。

T:そうなんだ!

タ:「FLYING V.A」に共鳴+FUCKERってのが入ってて。

亀:はいはいはい!曲名が「みんな最高に弱虫だ」入ってますね。

タ:それが入ること決まって、レーベルやるから共鳴くんに「どんな名前がいいと思う?」ってユカリさん経由で聞いたら色んな候補上がってきて。

亀:逆に他の候補、気になるけどね!笑

タ:その中の一つが「BIG BIG BITE」だったんだよね。

亀:へぇーーーー。驚

タ:それは共鳴くんが、どういう意味でつけたのかは全くわからないんだけど。実際意味わかんないじゃん。「おっきく、おっきく~。ひと咬み!」みたいな笑

亀:爆笑 でも語呂は、めっちゃいいよねー!

T:そうだね。B.B.B笑

タ:やっぱBAD BRAINSとかBeastie Boysとか「B」つくのはいいなって笑

T:なるほどねー!

亀:色んな候補の中で、これが光ってたんだ?

タ:BIG BITEじゃなくてBIG BIG BITEっていうのがさ。「BIG」が二つついてる。

亀:相当咬んでるよね?笑

タ:相当。でも、相当ちっちゃく咬んでるよね!

一同:爆笑

亀:デカイ、デカイ、ひと咬み

タ:そうそうそう。それがツボで。意味わかんないけど。今思えば、レーベルカラーもそういう意味なのかなって。

亀:ここから始まる「ひと咬み」みたいなとこもあるんだね!

タ:こじつけれるかなって笑

一同:爆笑

 

 

 

 

レーベルの名前を決めたチーターズマニア谷口共鳴くんとタカハシカズキ氏。当時札幌で配られたフライヤーがこちら。デザインがdEmさん!最高っす!!

 

 

ーー出してるバンドみんな面白いよね!まずV.A出してハプスタ(HAPPENING STYLEの略)出して、次が~MAPPY出す予定がBEAUTiFUL先だったんだもんね!2.8だったもんね(品番の話)そしてthe hatch

 

 

タ:MAPPY、かなり前から「3番」って決まってた。でもMAPPYが作り終わる前にBEAUTiFULが出来ちゃって。BEAUTiFULもdEmくんやその時の勢いがあったから。すぐ出しちゃう?って話になって。あっ、でも「3番」MAPPYだからなーって思って「2.8」にするわって。

亀:「2.8」にするって聞いててウケるなーって思った。でも冗談で「3番」にするんだろうなーって思ってたら、本当に「2.8」にしたからさー!爆笑

T:「2.5」じゃなくて「2.8」なんだね笑

タ:なんで「2.8」だったんだろうねー笑

一同:爆笑➝(決めた本人でしょ!笑)

タ:たぶんMAPPYが、そろそろ出るだろう?って思ってて、なるべく近づけた感じにしたんだと思う。

亀:限りなくMAPPYに近いんだよって?笑

タ:そうそうそう。で、MAPPY出たら丁度いいかなって思ったんだけどー。

亀:hatchも同時進行ぐらいで動いてたよね?

タ:それでMAPPYやってる時にhatchから「音源を出したいです」って連絡きて。

亀:そっか!そのタイミングだ。

タ:でもMAPPYで精いっぱいだったから。「全然かまってあげられないよ?」って言って。もちろんhatchはBIG BIG BITEから出したかったからミックスやアートワークには関わらせてねって話してて。そして出すかーってなったらMAPPYレコーディング終わる前に勝手にあいつらレコーディング始めてて。苦笑 

亀:何か始まってたよね笑

タ:せめて言えや!って。

T:笑

 

 

 

 

BBB-2.8 BEAUTiFUL/BBB-3 MAPPY「UNDERGROUND LOSERS!!」

 

 

亀:「始めます」ぐらいの一言!事前に言ってほしかったかもね笑

タ:その時は初めてザキヤマとミドリに結構強い感じで「なんで言わねぇーのよ?」って言って。笑

一同:爆笑

亀:まぁーそうだよね。レーベルの流れ的なものもあるからねー笑

タ:一応レーベルから出すんだから俺とやりとりしてさー。全部勝手にやっていいって訳じゃないんだからねって。

亀:それだったら自主で出せばいい話だからね!

T:立ち会ってないんだもんねー。

タ:レコーディングは。ミックスは関わったけどね。「恐竜は俺の祖先」って曲があるんだけど、あれ聴いた時に衝撃受けて。今までのライブのhatchだと「ぐちゃー」「どしゃー」「いえーい」ってだけなのに。あっ「こういう感じで来たか」ってね。

亀:ライブの感じと逆突かれた感じはあったよね!

T:イメージ変わったよねー!

タ:その方向性をもっと出してったらいいんじゃないか?ってね。

亀:音源が「ガム」だったけど、何でガムになったの?

タ:ミドリが考えたのがあって。犬用の骨あるでしょ?アレにダウンロードコードつけて出したいって言っててー。

亀:爆笑 嘘―っ!笑

T:てか言うことがめちゃくちゃになってきてるよね!笑 MAPPYもそうだけど。

タ:でも骨にダウンロードコードつけるの実はレスザンで既にやってて。

亀:あっそうなの???驚

タ:「ThePOPS」ってのでやってて。鳥の骨に。それで別なのにしようって話して。色々案出してハイパーヨーヨーにつけるとか。でもヨーヨー原価高いから採算合わないなーって思って。色々探してらガム見つけて。ガムいいんじゃない?って話して。ガムで良かったなーって。

亀:でもザキヤマが「ガム」の保存で凄い神経質になったって言ってたよ笑

一同:爆笑

亀:車で保管できねー!とか!笑 帯広行く時「スゲー神経使いましたわ!」って。「食品ですからー」って(笑)

T:そここだわるんだね(笑)

タ:そこの真面目さマジ意味わかんない!

T:変な媒体で出したいって言う割にね(笑)

 T:話変わるけど$NAOMI$って誰なの?

 亀:ねー!なんなんだろうねー!

タ:それは聞いてない。

T:本人達に聞いた方がいいか。(謎は深まるばかり)

 

 

 

 

BBB-2.9 the hatch「$NAOMI$」あっという間に廃ガム?になったthe hatchのガム音源~MP3ダウンロードコード付き

 

 

ーー今習慣にしてること・音楽以外でハマってることってある???

 

 

タ:ずっとハマってるのはコーヒー。

T:山のVOID?今度イベントに出店するよね???

タ:自分でコーヒー売るのは初めてなんだけど。もともとコーヒー屋で珈琲豆を卸す営業の仕事してたからね。

亀:何年ぐらい働いてたの?

タ:2年

T:そうなんだ!好きなんだねー!習慣にしてることも、もしかして珈琲に関わってることとか?

タ:最近だと朝起きて、顔洗って、ご飯食べてコーヒー淹れてタバコ吸う。

亀:へぇー!それが習慣?

タ:習慣だねぇ。

T:なんかいいね!落ち着くよねコーヒーとタバコって。

タ:今まで早起きとか苦手だから会社行くまでギリギリで飯も食えない感じでスーツで

タ・亀:GO!?笑

タ:みたいな感じだったんだけど、最近はちょっと早起きして。

亀:ゆっくり?

タ:その時間を作って、朝にメールとかLINEとか確認して連絡とかするようにしてる。

亀:朝余裕ある時間めっちゃいいよね?

タ:やってみて大事だなーって思った。インターネットとか朝やるようにして昼間は仕事だしあんまり見ないようにしてるんだよね。だから朝連絡とかそれこそレーベルのアイディアとか出すのはその朝の時間が多いかも。

T:一回一息つけるのはいいよね!

タ:昨日考えてたり打ち合わせしたこととかでもさー翌朝のコーヒータイムで寝ぼけ半分、あっ頭ちょっと冴えてきた!みたいなことない?

亀:マジ?笑

タ:変なアイディアとか新しいアイディアが浮かんで「やっぱりあれなんだけど、これにしない!?」みたいな連絡しちゃうことは多いなぁ。

亀:へぇー!

タ:そしてその時のアイディアが採用されることが多いかも。

 

 

ーーコーヒーってさ。豆って自分の豆っていうかーそういうのあるの?(意味不明)

 

 

タ:好きなコーヒー屋行って、好きな豆買ってきて家でコーヒーミルで挽いて、自分で落とす。

亀:やっぱり美味しいコーヒーうまい?

タ:やっぱりパンクとかハードコアと一緒で、コーヒーってよくワインとかと例えらえるんだけど、「原産国」「原産地」「作っている農家」「作り方」って突き詰めるとめちゃめちゃ種類あるからさぁ。

亀:幅広いね!

タ:それってハードコアバンドとかも一緒じゃん。

亀:一緒だね!USかUKか!みたいなところあるしね。

タ:アメリカならボストンかカルフォルニアかみたいな。そういうの調べたりするのが好きなんだと思う。

T:地域によって特徴とかあったりするわけだ!

タ:そうそうそう。

亀:タカハシくん、ほんと特徴一個一個調べてくのとか好きだよねー!

タ:だからオタクなんだって!

亀:爆笑 なるほどねー笑

タ:ナード。笑

亀:確かにタカハシくん音楽も幅広いもんねー好きなの!

タ:それもねぇ、、、。全部好きになったものは、やってる人がどういう人なのか?とか、どういうのに影響受けたとか、どんどん追っちゃうしさー。一個一個凝っちゃう。音楽以外の部分でもこういう話、大事かな、って思うんだよねぇ。

 

 

 

 

ハマっているというコーヒーでイベントに出店した時のフライヤー。現在実家である北海道長沼町で育児に奮闘中の我らが大先輩dEmさん(MosomosOやBEAUTiFUL)が長沼で行ったカレーイベント(山のVOID)で出店

 

 

ーー元々どういう音楽聴いてたの?

 

 

タ:小学生の時、まずミッシェル(ミッシェルガンエレファントの略)に、がつんとハマって。

亀:俺ら世代はそうだよねー!

タ:そうそう。それでミッシェルのメンバーが好きな一枚とかインタビュー読んだら、それを追ってって。高校の時にパブロックとか聴いてて初期パンク・KILLED BY DEATHを集めて。でもそういうのわかる人いなくて。

亀:まぁーいないよね。

タ:あとは、ちょうどエピタフとかが流行った時期だから、そっちを同時並行で聴いてた。話変わるけど高校の時、英語担当の外国人先生って期間限定で、よく来るじゃん?

亀:はいはいはい!

タ:その先生がいきなり黒板に「I LOVE PUNK」って書き始めて。

一同:爆笑

タ:こいつはやべーって思って!笑

亀:笑

タ:話しかけたらすごい音楽好きで。その人からお勧めのCDを焼いてもらって。その人は日本のパンクバンド知りたいって言うから。

亀:情報交換みたいな?

タ:そうそうそう。イースタンユースとか。

亀:あぁー良いの貸すねーっ!

タ:ナンバーガールとかね。その交換のやり取りをずっとしてたんだよね。

亀:それって何年生ぐらいの時の先生なの?

タ:高校一年

亀:で、一年間ぐらい?

タ:だねー。たしかいたのは。一年間しかいなかったのかなー?それで最後、その先生がいなくなる(転勤)時にオムニバスみたいの作ってくれて。

亀:ほうほうほう!MIXCDだ!

タ:カズキありがとうみたいな。その中に結構今でも聴くやつ入っててemoっぽいのが多かったかな?最後その先生が最終日だったんだろうねぇ。一緒にバス乗って帰って。

亀:一緒にバス!(放課後感半端ないね笑)

タ:バスの中で英語で喋ってくれたんだけど、その時、俺が理解力なくて。英語の。「もう今日で最後だ」みたいなことたぶん言ってたと思う。

亀:雰囲気で気持ちでわかった感じでしょ?

タ:俺はもう会えないとは思ってなかったからPIXIESのCD借りっぱなしだったのさ。それが今でも家にある。

亀:なるほどね、、、。めちゃくちゃいい先生だったね、、、。

タ:いやー、、、。今考えれば先生もオタクだった。笑

一同:爆笑

亀:でも音楽があって通じ合えるのはいいよね!日本と違う国の人とね!でもウケるなー笑

タ:それでPIXIES返せなくて、その時、俺が英語もし理解力あったら返せたのにと思って勉強して大学も英文科に行った。

亀:英文科なんだー!

T:そうなの?

タ:英文科

亀:じゃあ、その人がいなかったらそこまで行ってなかったかもね。

タ:まぁーね。聴いてる音楽も洋楽多かったからねぇ。

亀:興味はあったけど?

タ:あと数学全然だめだったから。

T:俺も勉強すればよかったわー。曲作れるのはすぐ出来るんだけど歌詞がねぇー。日本語にしようって迷ったのは何回もあったよね。

亀:ウケたなぁーその英語の先生。その先生にメッセージ言った方がいいんじゃないの?

タ:メッセージ?笑(急だなって顔してる)

T:英語で英語で(笑)

亀:もしかしたら会えるかもしれないよ?

タ:「We need meet again!I must return your PIXIES……………Thank you!!!」

一同:爆笑

亀:いやーこれ見つかったらいいなぁー。探偵ナイトスクープばりに。

タ:一回ねー空港で会ったことある。

亀:えっ???会ってんのーーー?爆笑

T:日本にいるんだ!

タ:大学の時ぐらいだか。「エリックーっ!!!」みたいになって!笑

亀:エリックなんだ名前!!!笑(今知った)今はどこにいるかわかんないけど、その時はたまたま空港であったんだー!

タ:今は全くわからないなーどこにいるか。

亀:すごい話だねそれも。

T:PIXIES!って言わなかったの?笑

タ:いやーねーどうだったかなー。お互い結構急いでたような気がするんだよねー。

亀:お互い「おおっ!」「じゃあね!!」みたいな感じ?

タ:そうそうそう!

亀:まぁー飛行機乗る前だからねー笑

 

 

 

 

タカハシくんが好きなKILLED BY DEATH/当時貸し借りしていたCD達~PIXIES「BOSSANOVA」NUMBER GIRL「SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」/eastern youth「旅路ニ季節ガ燃エ落チル」

 

 

ーー今後BIG BIG BITEをどういう感じで進めていくの?理想とかある?

 

 

タ:理想はレーベル10周年とかリリース100番記念とかでBIGBIGBITEのイベントとかライブをやりたいなーっていうのはある。それまでは続けたいなって思ってて。リリースに関しては「FLYING V.A」みたいな変形ジャケット?hatchのガム?MAPPYの漫画みたいなのとか。そういうアイディアは常に考えてる。今リリース日は決まってないんだけど、話が進んでるのは何個かあるんだよね。年内に出そうなやつもあれば来年に出す予定なのもあるね。

亀:それは札幌のバンドにこだわらず、全国のバンド出すって感じ?

タ:よく言われるのが「札幌にこだわってるんですか?」って聞かれるんだよね。BIG BIG BITEが。そんなことは全くなくて。自分がたまたま札幌に住んでるから今は札幌のバンドを出してるだけで。実際に本州のバンドがBIGBIGBITEから出したいって話もあるし。

亀:めっちゃいい話だね!(広まってるって意味で)

タ:バンドだったり、ソロの人だったり。札幌にこだわってるってことはない。

T:海外のバンドとかは?

タ:もし海外のバンドで「こいつはやべー!」って人がいればするかもね!土地とかは特に関係ないかな。BIG BIG BITEからリリースする基準っていうのは「俺が好きになったバンドや人」だからね。

亀:自分で負担をしている分、愛情がなければ出したい(リリース)までいかないかもね!

タ:MAPPYのリリース・制作するまでの期間がめちゃくちゃ長くて、マジで大変だったんだけど。笑 MAPPYやってMAPPYとずっといたら、もう家族みたいになっちゃって。こう見えて結構、人見知りなとこあって。一緒に同じ人と同じ空間にいるっていうのが出来ない人もいるし。でも今BIG BIG BITEから出してるバンドの人たちは「ファミリー」みたいな感じで、一緒にいて気兼ねないというか。逆に、もしレーベルの誰かが怪我したとか事故ったとかになったら凄い心配する。

 

 

ーー愛情が生まれるよね。MAPPYは何でリリースしようと思ったの?タカハシくんから?それとも向こうから?

 

 

タ:俺から。言ったんだけどMAPPYもBIGBIGBITEから出したいよねーって思ってたみたい。

亀:お互意見があって?でもMAPPYはライブ観てとか?

タ:もともとベースのリョコちゃんの前やってた「瞑想し、帰する」とカラーミーが対バンしたことがあって。リョコちゃんとコーヘーマンってよくセットでライブハウス来てて。見るじゃん?一緒にいるとこ。

亀:見る見る!

タ:なんかのライブの時にリョコちゃんが「私やってるバンドです」ってMAPPYのデモ音源くれて。封筒に入ってるやつ。

亀:あったねー!

タ:それ聴いたら「なんじゃこれ?!」って思って。

亀:爆笑

タ:ライブ観てみたいって思って。

亀:その音源に魅力があったんだ?

タ:うん。まぁーポンコツだったけどねー!

一同:(笑)

タ:それでライブ観たらメチャクチャでー。笑 いつも通りな感じでさ。こりゃすげーなって。でもその時はすぐリリースしたいとは思ってなくて。面白いバンドだなーぐらいで。その後、マンモス2015にMAPPY出てもらって秘密基地ステージのトリだったんだよね。

亀:トリだったのー!?はいはいはい!

タ:もう暴れまくって会場の中ぐちゃぐちゃにしたんだよね。機材とかブっ倒して。

亀:マジでー!?

タ:壊れたりはなかったんだけど。ぐちゃぐちゃになって終わってて。俺は別に怒ってなかったんだけど。MAPPYそういうやつらだし。機材も壊れてなかったし。でもスゲーあいつらなんていうか、、、

亀:「ごめんなさい」みたいな?

タ:小学生かってぐらい四人整列してて笑

一同:爆笑

タ:「すいませんでした!」みたいな笑 めちゃくちゃ深刻になってて。笑

亀:笑 でもライブでいつも通りやっちゃってるからね笑

T:ちゃんと謝るんだ笑

タ:「いや別に気にしてないし!」って言って笑 マンモス2015の次の日。PARTY DUDEの第一回目なんだけど。その時のMAPPYが申し訳ない気持ちがあったのか、、、。すごい丁寧なライブをやったんだよね。そしたら曲の良さが凄い出ててー。

亀:ちゃんとやれば前に飛ぶんだなって?

タ:ただぐちゃぐちゃやってるだけじゃなくて、曲が良いんだ。って思って。そっからだね。リリースしたいと思ったのは。でも、あいつらと関わったら進むの遅そうじゃん?そういう状態でバンドやれなくなるのもったいないな~って思ってさ。

亀:たしかにコーヘーくんは誰かに引っ張られないと進まないタイプかもね!

タ:そんでMAPPYを出すって決めたんだけど。そっからだね。なんか内に秘めてるやつっていうかさー。あと一押ししてあげたら、もっと凄いことになる。ってやつを出したいっていう気持ちになった。

T:なるほどねー!

亀:たしかに背中押したよね!

タ:なんだろ。そこまでカッコイイことじゃないんだけど、出すことによって「こいつらが変わるんじゃないか?」ってバンド出したい。hatchもそうだよね!デモしかなかったし。今回はダウンロードコードだけど一応正式な音源だと俺は思ってるんだよね。それを出すことで絶対変わるだろうって思ったからね。

亀:でも変わってきたよねー。hatchもやばい感じになってきたよね!BIGBIGBITEが無かったら彼らの今は違ってたかもね!

タ:それはどうかわかんないけど。ホント出してよかったなぁーって。

亀:そうだよねーちょっと沸いたもんね笑

T:俺はコーヘーくん昔から知ってたからアガったよね!

亀:今、全盛期だと思うもん笑

タ:トシくん、亀ちゃん、こーへーマンってずっと付き合い長い人達多いじゃん?でも、その中で俺って最近の人だと思うんだよね。そこで最初自分でも気負いしてたっていうか。距離感的なものもあったんだけど。でもみんな凄い良いやつばっかりじゃん笑

T:そうなんだよね!うん笑

タ:その辺の距離感もなくなって。

亀:もう全然ないよ笑

 

 

 

 

MAPPY-2014年結成~活動を始め約2年半、BIGBIGBITEより待望の1stアルバムをリリース。マンモス2015~札幌、西沢水産ビル内の6会場を使用したイベント。そして次の日に行われたPARTY DUDEのフライヤー

 

 

ーーそろそろ時間なので最後の質問。最近レーベルを始めた人・これから始めようと思ってる人に前向きなメッセージをお願いします!

 

 

タ:BEAUTiFULのMCでも最近言ってるんだけど、「なんかやりたい」とか「面白そうだな」とか「やってみたいなー」っていうことがある人はやるべき。まずやるべき。そのやった結果が全然駄目でも全然納得いかないものが出来ても。まずやるべきだなーって思う。

亀:まずは行動に移すってこと?

タ:少しでもね。例えば音源作りたいなーとか。なんか絵を書いてみたいなーとか。とりあえずやっちゃってー、、、。後から考える。笑

亀:爆笑

タ:失敗したこともいっぱいあるし。ほぼほぼ失敗ばっかりだったけど笑

亀:そんなことないしょ!笑

タ:でも出した音源はね。全部自信はある。

亀:形で残るからねー!やりたいと思ったことはやるべきってことだね!

タ:そうだね。

T:いいね!最高!!BIG BIG BITEタカハシくん!インタビュー本当にありがとうございましたー!!

 

 

2017/6/11@PIGSTY